沖縄の手漉き和紙を中心に文具やペーパーアイテム、そして沖縄のいいものをご紹介。

芭蕉の紙布

紙布と書いて「しふ」と読みます。
和紙から糸を作り織って布にしたものです。
手すきの和紙を数ミリにカットし一本一本をよって糸にします。
縦糸に麻を横糸に芭蕉を織ったのがこちら。和紙漉きと織物をこなす妹尾さんが織った試作品。

糸から織った芭蕉布とはまた違った芭蕉の味わいがあります。
手触りもソフトなので直接肌にあてても優しく心地い風合いです^^
紙なのに布に織ることで強度が増し洗濯機で洗っても大丈夫で何年も使用することができるのだそうです!
和紙なので適度に湿気を排し夏は涼しく、そして冬は暖かさを保ちます。
軽いのでジャケットやコートに仕立てると旅行用に最適な衣服となりますね^^
でも、紙布の工程はとても大変!
それでも布とは違ったその魅力はきっと和紙と共に次世代へと繋げて行かれることでしょう。
以前、芭蕉紙の帯に紅型を染めた宮城守男さんの工房を訪ねた時の記事があります。
その和紙は安慶名さんの和紙との事です。
http://y3kinrei.ti-da.net/search.php?csrf=2ded6fd365d0639001d07d82ca19d9c018a45817&search=%E8%8A%AD%E8%95%89%E7%B4%99%E3%81%AE%E5%B8%AF

芭蕉と紅型。沖縄素材のステキな帯です^^

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