沖縄の手漉き和紙を中心に文具やペーパーアイテム、そして沖縄のいいものをご紹介。

芭蕉紙の紅型帯2

またまた行ってきました。
宮城守男氏の紅型工房。
今回仕上がった帯はあの歌にある「てぃんさぐの花」。

芭蕉紙を織り込んだ帯地に紅型を染めています。
前回の帯は「はまひるがお」と「シークヮーサーの花」

でしたが今回も見近にある植物を描いた作品です。
図柄がとてもいきいきとしています*☆**

下の写真左側のま~るく型取った葉の図柄をよくみると

陰影をつけています。
とても手の込んだ技法だそうです。

かわいい花々に思わず微笑みがこぼれます*☆~。*。~☆
玉城垣花のヒィージャー(ヤギの事ではありません。樋川の事)
に咲くてぃんさぐの花だそうです。
湧水をイメージした水、手まり、蝶々、沖縄の赤瓦も入れて・・・・・。
かわいいアイテムがてんこ盛りですね~。

宮城さんは草花を描くときは種から育ててじっくりと観察して描いて行くのが好きだそうです。
なおさら、愛着の湧く図柄で思いが込められていますよね~。
今度も東京へ送り出す作品との事。
どんな人がどんな着物にこの帯を締めるのだろう・・・・。
見ているだけでも幸せな気分になります。
すごく手間を掛けた作品だそうです。詳しくは

宮城氏のブログでどうぞ。
芭蕉紙を使用しためずらしい帯です。
クラフト館ではこれも和紙作品としました。
「守紅」工房の作品は県立博物館・美術館や伝統工芸館、鍵石2などにもあるとの事。
これからもますますいい作品が期待できる若手作家です。ハート

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