和紙を綴じたすてきな和装本について紹介いたします。
糸で和とじにする四つ目とじ本と、大和綴じ本、折りたたむ式の折本があります。
京都の和本屋さん「和とじ館」さんの表装をご紹介いたします。

伝統的な和とじ本で四つ目綴じです。
柔らかな和紙を用いて柔らかい表紙を付けます。
くるっと巻いて片手で持つ^^ そんな粋なイメージがありますね。
大和とじ本。
明治に入ってからは洋本の影響を受けてハードカバーの見栄えのいい表装が出回るようになります。


豪華な感じが婚礼のアルバムや保存用の表装などに人気があるようです。
そして、折り本。
本来巻物であったのが使い勝手のいい折り本へとなっていったそうです。
写経などが代表的なものですが、今では写真やスタンプ、イラスト帳などに使ったり、好みのサイズでコンパクトに仕上げたりと楽しまれているようです。


↑絵本を折り本にした作品です。和帳の絵本って素敵ですね☆~

↑写真を貼ってアルバムに・・・・。

↑家系図を折り本にしたもの。
綴じる内容によってどの綴じ方にするか、表紙をどれにするかなど思いを巡らすのも楽しいひと時ですね。

和歌をシルクの緞子で。
日本的な渋めの色がいい感じです。

俳句とイラストの和帳。シルクにイラストをプリントアウトしたとの事。

↑思い出の着物の生地を使って・・・・。
表紙に使う素材も和紙、古布、絹織物、金襴緞子などオリジナルのもので楽しむことができます。
クラフト館では月桃和紙と紅型和紙を使った和帳の作成をお願いしました。
追って、作品を紹介します。
出来上がったのはこちら。
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