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クラフト館について
「琉球紙について」
琉球紙とは、琉球王朝時代に漉かれていた沖縄の素材を原料にした和紙で、芭蕉紙、楮紙、青雁皮紙があります。
1686年、関忠勇が薩州において紙漉きの技法を修得し帰国。その後、首里金城邑で国用の紙を抄造したのが始まりだとされています。その技術は宮古、八重山、久米島へと広く伝わりました。
公用の百田紙や地方紙の芭蕉紙など、さまざまな紙が抄造されていき、1840年には王府直轄の紙漉御殿が宝口樋川(儀保町)に建造され、最盛期を迎えます。
しかしながら、琉球王朝の衰退と共に、明治時代には琉球紙はとうとう途絶えてしまいます。
一旦途絶えた琉球紙の再興に尽力したのが安部栄四郎氏で、その弟子である勝公彦氏によって復興され、現在に至っています。
一度失われた文化を再興するには大変な苦労があったものと推測されます。特に、沖縄ならではの芭蕉紙は過去の資料もなく、手探りの状態から始まり復興まで成し遂げたその功績は、まさに偉大なものと言えるでしょう。
勝氏の琉球紙復興にかけた情熱には心惹かれるものがあり、和紙への愛着がますます沸き上がります。
「いにしえ人の技を今に」
私たちクラフト館では「いにしえ人の技を今に」をコンセプトに、沖縄素材の原料にこだわった琉球紙の抄造に励んでいます。日本の伝統文化である和紙の魅力を伝え、生活の中に和紙が広く使われていけたらと思っています。
また、クラフトショップでは、日頃手にするステーショナリーを和紙で製作したり、インテリアとして和紙をもっと身近に感じて頂けたらとの思いを込め、「和紙のこんなのあったらいいな!」という視点で商品を紹介しています。
さらに、「沖縄のいいもの」のカテゴリーでは、当クラフト館がセレクトした生活を豊かにするお勧めの商品も取り揃えましたので、ぜひご覧ください。
ACCESS
店舗情報
現在工房の見学はできませんがショップへはお気軽にお立ちよりください。
(開店時間があいまいですが事前にご連絡いただけますと幸いです。)
所在地 | 那覇市首里赤田町1‐39番地 1階 KG商事 |
電話番号 | 090-5084-6775 |
メール | info@kraft-kg.com |
営業時間 | 10:00~18:00(不在の場合もあり、なるべくご連絡頂けますと幸いです。) |
駐車場 | 3台可能(事前にご連絡下さい。) |
営業日カレンダー
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