先日、学生時代にお世話になった呉先生にお会いした。

あの大型客船で台湾から那覇に立ち寄るとの連絡が数日前にあった。
安謝港に入港し下船したら、港からシャトルバスで県庁前の県民広場のバス停まで来るとの事。
一般の人は港に入れないそうなので、そのバス停で落ち合う事にした。
待つこと3時間半。
その間、何度か旅行会社に確認の電話を入れたが、入国審査が終わった人から順に乗り込むのだと。
最初に到着したバスと最後のバスは3時間半も差があった。
先生は最後のバスだった。
下船しバスに乗り込むまでの長く待たされた様子は詳しくは話さなかった。
待たして悪かったと謝られて、こちらの方が大変恐縮した。
きっと苦情をどこかに伝えたかったと思う。
本来クルージングの旅行なので船内は快適な環境だったとの事。
でも、那覇に下り立つのにこんなに時間がかかったのでは旅の楽しさも半減してしまう。
国際通りを観光する時間さえもないので、パレット久茂地の館内で食事しながら37年ぶりの再会を一時楽しんだ。

懐かしい話に花が咲きながらも帰りのシャトルバスの時間を気にしている様なので早めに外に出た。
外はすっかり暗くなっていて、県庁前のバス停には港へ戻るシャトルバスに乗る観光客が長蛇の列!
バスに乗り込むのにまたしても待たされ、時間までに戻れるのかと不安になるほどだ。
結局、先生は買い物する時間や那覇の街を楽しむ事もなく、小1時間の私との面会を果たしたのみで暗くなった那覇の街を後にゴールデンプリンセスの待つ港へと立たれた。
翌日は宮古島と石垣島を経由し基隆に帰るとの事。
十数台繰り出すシャトルバス↓

この様な受け入れ態勢では多くの観光客から不満の声が上がった事でしょう。
沖縄県の観光にとっても利用した外国の方にも益の少ないスケジュールなのではと思った。
県は受け入れ体制もまだ整わないのを承知の上で、観光客の数字をあげる為に躍起になっているのだろうか。
そして、今年も沖縄の観光客数は右肩上がりだと発表するのであろう。
台湾に帰られてから、たくさんのウーロン茶を送って下さった。
かおり高く、まろやかな味わいのお茶で、主人と二人、とてもお気に入りとなった。
呉先生ありがとうございました。(^◇^) そして、お疲れさまでした(^^♪

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