沖縄の手漉き和紙を中心に文具やペーパーアイテム、そして沖縄のいいものをご紹介。

沖縄の豪華な装幀本

知人所有の「沖縄の陶器」と言う豪華な装幀本を見せてもらいました!

1972年、沖縄の復帰を記念して琉球電信電話公社が発行したもので、沖縄人としての気概と誇りに満ちた出版物です。

仕事柄、ハードカバーの表紙に目が行きました。外箱は布に箔押し、本体の表紙は和紙でできており、更に朱色の漆の様な素材で巴紋が彫り込またようにザインされています。

想いのこもった、かなり凝ったものになっています。

濱田庄司監修、芹沢銈介の装幀でシーサーの絵が印象的です(^^♪

掲載の陶器一つひとつが力強い美しさを放っていて、沖縄の誇れる伝統文化を鑑賞することができます。

当時の琉球電信電話公社の総裁であった新里善福氏の発刊の言葉から、復帰を期して沖縄が新しく生まれ変わる事への期待と、時代を担う若い世代への熱いエールが感じられる図鑑です。

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