以前仲本京子氏の作品を妖精の様な子供たちが楽しく遊ぶ楽園シリーズで紹介しましたが、他にも墨絵シリーズが
あり、こちらもまたシンプルなほわっとしたナイーブアートの世界が広がります。
和紙は月桃紙を使用しているとの事でやはり和紙に滲む墨の具合がいい感じで表現されるようです。




干支シリーズの墨絵はオリジナル表装の掛け軸仕立てで生地にもこだわった仕上げになっていました。どれもずいぶんと好評を得たとの事で現在上の2点が残るのみとなっているようです。
先日ギャラリーを訪ねた際にはパレットリウボウにて毎年12月に行う個展に向けてギャラリーをアトリエにして作品制作に励んでいるご様子。
リウボウ展は今年で10回目になるとの事で精力的に幅広い活動を続けられているすてきな京子さんでした^^
最近、美浜に美術館をオープンした名嘉睦稔氏。

氏の作品も多くは月桃紙を使用しているらしく特注サイズの大きな月桃和紙に仕上げた大作が新しい美術館のメインの壁面に飾られていました。
月桃和紙は裏から彩色をする際にいい具合に色が入るとの事でずっと使われているらしい。
木版画の墨の黒色とアクリル絵の具の鮮やかな色彩が力強く幻想的な世界を生み出している。
ここでもやはり和紙と墨のベストマッチが見られる。
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