柳宋悦氏は日本の和紙のことを「どこの国を振り返って見たとてこんな味わいのある紙には会えない。和紙は日本をいや美しくしているのである。」と言った。
日本人の自然への敬愛と美への情愛の深さを感じ、著書「和紙の美より」でそう記している。
沖縄にも美しい和紙がある。
安部榮四郎氏は正倉院の古紙調査で他の紙と異なった性質の和紙を見つけ、これは芭蕉紙ではないかと思った。
それ以来、十余年間にわたり数回沖縄を訪問し、愛弟子の勝公彦氏とともに念願の芭蕉紙を復元させたのである。
沖縄にとって貴重な和紙の復元であった。
安部榮四郎氏がその幻の芭蕉紙を誕生させて32年になる。
生活の中で使われてこその伝統工芸である。
先日、芭蕉紙の賞状用紙を購入をされた団体があった。
特別な人に特別な想いを贈りたいとの事で芭蕉紙が選ばれた。
和紙は想いを伝える媒体としてふさわしい。
実際に手に取ると洗練された美しさや作り手のぬくもりが伝わり感動さえおぼえる。
そのようなたくさんの思いの詰まった和紙、芭蕉紙を大切にしていきたいと思うのである。
芭蕉紙、青雁皮紙の復元までの過程を記録した安部榮四郎氏の著書「沖縄の紙」。

こんにちは(*^。^*)
先日はありがとうございました。結婚披露宴の前日という時間が差し迫ってからの製作になってしまいましたが、新郎・新婦はじめ招待客の皆様も立ち止まって見ていただける程、インパクトのある作品が出来上がりましたよ!!なかなかのいい出来に少しほっとしましたぁ~
まっ、f^^自画自賛でした・・・(笑)
そうですね・・・
紙の魅力は不思議ですねっ!
そして可能性は無限大!!
貴重なものですが、人が生活の中で取り入れてこそ意味のあるもではないかと私も思います。
まずは足元から・・・仕事が無いならまずお金ではなく知識を、考える頭を・・・またそれを認める大きな眼を。
もっと、もっと紙への理解と活用方法を多くの人たちに知ってほしいですね。
良いもの、確かなものは使いながら貰いながら笑顔にしてくれる気がします。。それは紙に関わらず何にでもですが。。。
選挙が終わったら、年賀状作成に向けて紙の調達にクラフト館のページへお邪魔しますね。長文、失礼しました~
keikoさん
コメントありがとうございます。
披露宴のウェルカムボード。喜んでいただけてよかったですね^^
紅型の古典柄牡丹は華やかでブライダルにふさわしい図柄ですね。
いろいろとアレンジして飾るのって楽しいですよね。
普通の紙より少し高級ですが日本の和紙は世界に誇れる伝統工芸です。生活の中で活かしてほしいアイテムですし、心を豊かにする不思議な和紙の力を感じてほしいと思います。
もう、年賀状の季節ですね。私も準備に取り掛からねば・・・。
また、いらして下さいね~^^お待ちしております。