紙をネットで販売するのはとても困難なことです。
色、サイズ、厚さ、質感などwebで伝えるにはやはり無理がある物のひとつです。
いい紙を見るとついつい触りたくなるものです。

「紙とデザイン」
紙を扱う商社、株式会社竹尾さんが100周年を記念して出版した書籍より、見た目も美しい紙を2.3点紹介いたします。

シャイナー「雪」
=日清紡績㈱抄造
やはり白い紙をネットに載せるのは無理がありました><
「雪」と題しているようにきらきらと雪の結晶が輝いているような美しい白い紙です。

ぐびき「藍」
実際の色はもっとしぶく歌舞伎や文楽に使われるような色合いでとても日本的な色。
思わずドキッとするような艶やかな色です。

タント{N.71」
特殊製紙㈱
表装やパッケージに適した質感も温かな手触りの紙です。色はもっと青みがかった
渋めのむらさき色です。

ビア・ペーパー
ドイツから来た個性的な紙。
使用済みのビールラベルやビールファイバーを配合した再生紙との事。
さすがエコ先進国ドイツ。見事な紙に再生されています。
小さなくずがちりばめられたこげ茶色の紙。
再生紙なのに存在感と質感のあるかっこいい紙。
デザイナーさんがこの紙をどのように使かい、どう表現するのだろうか。見ているだけでアートな紙です。
他にこれも紙?というようなファンシーな紙などもあり、紙の世界も楽しく奥深いものがあります。
紙選びのヒントに竹尾の「紙とデザイン」を参考するのもいいでしょう。
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